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G1と海外競馬のメモ

サウジカップの回顧、とんでもないハイペース

 

去年のサウジカップで「パンサラッサがレース破壊するレベルの驚愕ラップ刻みやがった!」と良い意味で笑っていたのですが、なんと今年も馬場を考慮しても前年以上の超ハイペースになりました。

アメリカでもあまり起こらないようなハイペースがサウジとドバイでここ数年連発していまして、日本馬の成長+慣れてない競馬場でのペース配分をうまく調整できないのかもしれません。

 

こうなると後方の馬がやはり有利で追い込みをしたセニョールパスカトール、ウシュバテソーロのワンツー。差は仕掛けの分なのでウシュバの逆転も十分ありそうな感じ。

 

アメリカ馬の底力としては超ハイペースの先行組が3,4着に残ってることです。

逆に言うとデルマソトガケは真っ向勝負でアメリカ馬に先着されたわけで、少なくとも1800だとアメリカのトップクラス相手だと分が悪そうでここは少し残念。

 

BCクラシックをハイペースで押し切ったホワイトアバリオは良いところがなく10着惨敗。2000mのハイペースに強くても今回みたいな前半から10秒台刻むようなマイル型のハイペースには対応できないタイプなのかも。メトロポリタンHでもコディーズウィッシュに完敗していますし。

 

次のドバイWCでもアレイビアンナイトが参戦したらまたレースが壊れるレベルのハイになる可能性もあり、今回と同じような決着になっても驚きません。