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G1と海外競馬のメモ

ジャパンカップの欧州馬が厳しい基本的な理由とか

DERBY ROOM | 個別ラップ閲覧サイト derbyroom.jp

1枚目の画像は上位5頭平均のラップと%、勝ち馬の平均と%です

2枚目の画像はMahmoudさんがブログに載せていた11年、13年とDerbyroomのデータから

最近の欧州馬がほぼ無理になってる理由の一つがテンの速さですね。

ジャパンカップ勝馬のテン平均が13.26、上位5頭の平均が13.41となっています。

2枚目の画像見てもらうとわかりますが外国馬は13.5を切ってくることが非常に難しいことがわかります。

一応アメリカの馬、オーストラリアの馬、ドサ周り扱いされてたジョシュアツリーが上位いますが、欧州専は本当にどうしようもなく遅いです。

基本的に欧州競馬で後方に位置してる馬はテンで14秒前後になることが多く、この時点で勝ち馬と0.5秒以上離れてることが当たり前なので、もうどうしようもないのです。

欧州の高低差のある小頭数競馬ではテンで出す意味がほぼないので、競馬の質の違いでしょう。

 

2つ目は速いラップ刻めないことです。

L2は平均で11.18から11.26が必要なのですが、外国馬は11.3を切ってくることがほとんどありません。

13年が歴史的スローなことを考えれば、L2でまともに速いラップ刻んだのはイキートスだけと言える悲惨な状況になっています。

府中で速いラップ刻めないなら勝ち負けに加われるわけがありません。

 

最後に欧州馬の良い特徴を言いますが、L1の落としが少ないことです。

グランドグローリーはL1で0.09秒しか落としてませんし、アイダホも最後踏ん張っています。

日本馬が最後失速するようなレース展開になれば、末脚の持続力を活かして5着ぐらいには滑り込める年もあります。

逆に言うとこんなポジションも取れず、瞬発力も全くない欧州馬が5着に入れるということは、日本馬でも本当に強い馬は3頭ぐらいしか出てないと言えそうです。

 

今年は特に日本馬が弱いのでこの5着ラインの欧州馬で馬券に絡めるかが焦点でしょう。