こういうスパートできないズブズブの流れと言ったら13年のゴールドシップが勝った阪神大賞典に似てます。
予想ではある程度緩い流れからディーナスタが押し上げると見ていたので、セイウンハーデスも予想外だし、ディナースタの先行も予想外だしで全く当てられませんでした。ディナースタは未勝利でテンを13.16で入ってたし、今更思うと行けなくもなかったということか。
勝馬のアスクビクターモアは、厳しい流れで速めに離して粘り込みという横綱相撲をしたわけで着差以上の強さでしょうね。やっぱり血統的な裏付けがありました。
2着ボルドグフーシュ、3着ジャスティンパレス、5着シホノスペランツァは騎手がロスなく回してとにかく上手かった。
ボルドグフーシュは母が欧州セールで買われたらしいですが、サンデーとウッドマンということで軽視してたけど長距離の厳しいペースでここまで浮上してくるとはこれまた予想外。
ジャスティンパレスは神戸新聞杯の走り通りで、外枠からきっちりポジション取れたのも成長の証。この世代の最有力馬の1頭になるでしょう。
期待していたドゥラドレース、ガイアフォースはやっぱり距離ズレでしょうか。ドゥラはセントポーリア賞の1F平均11.74、ガイアフォースは国東特別の1F平均11.68はやはり強烈すぎたのでもっと警戒すべきでした。こういうズバッと切れたらもっと当たるようになりそうですが…
今回は展開読みも外れ、有力どろこのガイアフォースすら切れませんでしたが、一応本命アスクビクターモアを当てて、プラダリア、セレシオン、ヴェローナシチー、ディナースタのような微妙な人気どころはしっかり調べて完全に切れたので半分ぐらいは満足です。
DERBY ROOM | 個別ラップ閲覧サイト derbyroom.jpで個別ラップ出たので追記(10/27)
改めてL6スパートの非常に厳しい流れで、上位3頭も最後きっちり落としている消耗戦でした。なだらかなラップを刻めているのがアスクビクターモアだけというのも面白いところ。
これに加えて前半3Fがとても速い。特に最初の2F目が11秒切るレベルというのは非常に驚きです。
3強の中でもボルドグフーシュは相変わらずテンの入りが遅いので不安定な一発狙う騎乗になると思いますが、アスクビクターモアとジャスティンパレスは隙が無い馬なので今後も安定して強いのは間違いないと思う。