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G1と海外競馬のメモ

ドバイシーマクラシック~多頭数にしたチームジャパンの勝利~

Trakusのラップ
※()内は14年から22年の平均、Yielding除く

49.9(51.33)-48.74(48.68)-48.24(47.50)=146.88(147.52)

中間800と後半800の比較で後傾0.5(後傾1.17)

ラスト3F
11.94(11.72)-11.49(11.47)-12.86(12.46)

テンの100m-100m
7.88(8.83)-5.97(6.08)

今回レコード決着ということでかなりタフな流れになったのは間違いありません。

ただ最初の100mの入りが7.88といくらなんでも速すぎるような…

多頭数とはいえ平均を0.95上回ってるかどうかは疑問で、道中どこかで調整してるラップの可能性があります(最初と最後っぽいですが)


レース内容ですが、日本馬の組織的な勝利を強く感じました。


BCターフの勝ち馬であるユビアーをどう抑えるかが一番の焦点だったと思いますが、日本馬が5頭参戦することで多頭数になり、更にオーソリティが緩まないラップを刻んだことで極めて日本に近いレースの質になりました。

仮にいつもどおり10頭以下の頭数だと不器用なユビアーが大外から追い込みやすかったと思うので、差し切っていた可能性もかなりあると思います。

日本と欧州の違いでよく言われるのが馬場の違いですが、自分的には多頭数と少頭数のレースの違いからゲート出す出さない、ポジション取る取らないの馬作りの差がもっと大きいと思っているので、今回みたいに日本の馬(特に先行馬)がたくさん出れば出るほど欧州馬を封じ込められる可能性が高くなると思います。


勝ち馬のシャフリヤールはダービー馬の意地を見せたという走り。

ダービーも好タイムで非常に高い指数だったので、高速馬場のメイダンとオーソリティの刻んだラップがどんぴしゃにハマったという感じでしょうか。

ディープ後継はまだまだ不透明なのでこれから活躍してコントレイルに近い待遇を勝ち取って欲しいです。